太陽は動かない 感想

予告編のノリが笑えたので見に行った。
 ……が、お話全体はそういう感じじゃなかったのでぼちぼちだった。

 

 

とはいえ主人公を演じる藤原竜也さんはやっぱり面白い。どの作品でもあまりに強い印象を与えてくれて、この映画でもそれは変わらない。
(まぁ良い面だけでなく悪い面もあるとは思うけども)


アクションシーンはちょっと打撃音が過剰ぎみに感じたけど、全体的にぐりぐり動いていて楽しかった。

24時間ごとの定期連絡が出来ないと胸に埋め込まれた爆弾が起動する、という設定も良く活かされていたと思う。必死にスマホを操作する主人公サイドとその妨害をする相手側、という駆け引きがアクションシーンに揉みこまれて、コレによるいい感じの緊張感がかなーり良い。


一方お話自体は微妙に感じた。登場人物や組織の関係図が明瞭でなく、何をやっているのか、目的はなんなのか、こいつはなんなんだ、というのが全然頭に入ってこない。

映画冒頭から字幕付きのナレーションで設定の説明が始まるんだけど、そんなん一回聞いたくらいじゃ頭に残るわけもない。

予告編のノリはなんだったんだ(

かなり眠くなるシーンも多く、なかなか難しい映画だった。
アクションシーンは楽しいんだけどなぁ。


おまけ。
香港のシーンで突然ダークナイトが始まったところで笑ってしまった(